この賞は、小・中・高校生に海運や船・港などに興味関心を高めてもらうことを目的に、これらをテーマとする新聞を募集するもので、今年度で4回目となるそうです。8月に全校生が参加した「海洋セミナー」の折、2年生は「海に関する仕事」についてより詳しく学ぶ機会がありましたので、そこで学んだことを新聞の形でまとめ、このコンクールに応募していました。その中から、寒河江さんの「海と私達の暮らし」と鹿間さんの「海の警察」の2作品が選ばれたのです。二人の作品は、セミナーで学んだ内容、とくに講師が一番伝えたかった内容を的確に捉えてまとめていることと、手書きで読みやすく丁寧に仕上げられていることが評価されたのだそうです。
内陸に住む私たちにとって、海に関する仕事は馴染みが少ないのですが、海に囲まれた日本に住んでいる私たちの生活は、いろいろな形で海に関する仕事に就いている方々に支えられています。セミナーや新聞作成がそのようなことへの気づきにつながっているのではないかと思います。
日本海事広報協会常任理事 津田昌明さんのごあいさつ |