2016年8月24日水曜日

船との出会い事業 ~海の仕事へのパスポート~

 午後から、南陽市文化会館を会場に、公益財団法人日本海事広報協会と国立大学法人東京海洋大学海事普及会による「船との出会い事業 ~海の仕事へのパスポート~」が行われました。
 この事業は、海に接する機会の少ない南陽市の生徒達に、海洋に関わる職種や教育機関について知ってもらうことで、職業に関するより幅広い知識と価値観を育むことと、海洋に関わる仕事の大変さややりがいを学ぶことを通して、働くことそのものに対する見方や考え方、働くこととどう向き合っていくかという姿勢や構えを育むことをねらいとして企画されました。
 市内3校の生徒全員が、大ホールに一同に会し、海洋大学教授の黒川久幸先生による基調講演、「海から未来へ ~新たな世紀への発進~」をお聞きしました。さらに、ちょうど職場体験学習を控えた2年生が、7つのブース(①船員、②船の検査員、③海洋研究者、④造船、⑤海上保安官、⑥港湾作業員、⑦海洋大学)から2つずつ選んで学習する個別セミナーに参加し、海洋に関わる仕事や海洋大学について詳しく教えていただきました。
 内陸で生活する者にとって海洋に関わる仕事はあまり馴染みがないだけに、海洋に関わる仕事について知る機会を与えていただいたことは、生徒達の進路に関する視野を広げるのに大いに役立ったのではないかと思います。